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0372013.04特 集経営ホンネの話(下)ぞれ統括しています。―まず、接遇面で問題があるケースとは、どのようなものでしょうか。北原文子(以下 文) 歯科医療現場で必要になる医療接遇は、単なる接遇とは質的に異なります。近年、航空会社のキャビンアテンダントやホテルのコンシェルジュなどを「理想」とする接遇・マナーが注目されていますが、これらは行き過ぎると医療現場のニーズと矛盾してしまうリスクがあります。 例えば、痛みを訴えている人に「お痛いのでしょうね」とほほ笑みかけるのは、その場にふさわしい態度とは思えません。 一般のサービス業態で求められる接遇は、・顧客と一定の距離感を保つことを前提に行われているといえます。一方、医療現場では患者さんの悩みや痛みに共感し、ある意味での「おせっかい」をする態度が求められますから、頭を90度下げてあいさつしたり、常にほほ笑みかけたりといった、距離感濵田智恵子 氏スキルアップサポート担当Hamada Chieko北原文子 氏医療接遇サポート担当Kitahara Fumiko