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2013.04 044I nterview医師には「連携」の発想がない?―地域医療における医科歯科連携の重要性について、歯科だけでなく医科側からも強調されるようになりました。多くの医科診療所の院長はどのように考えているのでしょうか。清水 一部の例外はありますが、本当のところ、医師のほとんどは歯科医師をはじめ他職種に対して、フラットな関係という考え方を持っていませんでした。これは地域連携、医科歯科連携が叫ばれている現代でも、基本的には同じです。 医師は、看護師、臨床検査技師、薬剤師など、ともに仕事をする他職種に対して指示を与える存在です。医師が積極的にメディカルスタッフを教育し、情報共有に努め、業務範囲の拡大にも寄与してきた目的は、現場での安全管理の充実や自分たちの業務負担軽減であって、対等な関係を築くためではありません。医科歯科連携においても、ややもすれば、・医師が歯科医師を診療補助者として位置付ける傾向がある医療経営誌編集長に聞く㈱日本医療企画ヘルスケア事業本部副本部長医療・介護情報部長『クリニックばんぶう』『介護ビジョン』編集長清水大輔氏Shimizu Daisuke「医科の本音って何?」 現在は、「医科歯科連携の時代」といわれています。以前は、「医科歯科格差の是正」を歯科医師会が推進していましたが、対立から融和へと軸足が移ったように見えます。しかし、それは本当でしょうか。医科の本音について、医療経営誌『クリニックばんぶう』編集長の清水大輔氏に伺いました。(聞き手:本誌編集長・水谷惟紗久)今日と明日の開業医をサポートする最新クリニック総合情報誌。月刊『クリニックばんぶう』