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2013.03 042座談会開業直後の「不勉強リスク」島村 今回の企画は、日本の歯科医院の8割程度を占めているとされる小規模歯科医院の代表として、私たちとは対極にある多院展開、大規模化を進めているお二人の先生方に、経営の本音をぶつけてみようというものです。そのため、私が進行役を務めさせていただきます。 4年ほど前のこと、私の医院では常勤の歯科衛生士3人が相次いで退職し、その後、全く補充が利かなくなりました。そのため、これまでスタッフ任せにしていた掃除、会計、アポイント調整、印象採得などを全て自分自身で行うことに(本誌2009年2月号特集参照)。けれども、それが意外な結果を生み出しました。かえって経営効率が向上したのです。 もちろん、「全部院長がやればよい」というのが正解答案ではありません。私も13年前の開業当初には、「医院を大きくしてやろう!」という野心のようなものがありました。しかし、私の場合、どんなに忙しくても、特にドクターについて 「歯科医院経営が二極化している」といわれるようになって久しいですが、実際のところ「何をもって医院経営の成功と見なすか」という基準は、歯科界で共有されていないように思います。そのため、一見「勝ち組」と見なされていた歯科医院・法人が、短期間のうちに経営難に陥るといった事例も少なくありません。 それぞれの規模で特徴的な強みを生かしている3 人の経営者に、事業を継続するために行っていることや、経営の本音を語っていただきました。歯科医院経営座談会の本音トーク最適規模スタッフ教育設備投資