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0292013.01 日本のデンタルショーの特徴は、電子カルテや請求事務、予約管理に関わるソフトの展示ブースが大きいことです。それは、日本の保険制度では、保険者側が請求管理ソフトを医療機関に無償提供することがな....
0292013.01 日本のデンタルショーの特徴は、電子カルテや請求事務、予約管理に関わるソフトの展示ブースが大きいことです。それは、日本の保険制度では、保険者側が請求管理ソフトを医療機関に無償提供することがなく、個々に商品化され発展してきた経緯があるためです。 今回、最も注目されたのが、60に及ぶサービスを単位化することで、それぞれの医院にとって最適なレセコンを提供する『palette』(ミック)。初期導入後は月別にコストを負担する仕組みなので無駄がなく、Web上で自動更新されるので、買い替えなしで常に最新型にバージョンアップ(もちろん保険改定対応も)されるのが特長です。 基本システム(4000円)とレセコンの「流通」が変わる? 4年に一度開催される、文字通り日本を代表するデンタルショー。大阪での開催は実に21年ぶりで、開催前から大きな期待感がありました。国際的メーカーの中には、2013年度国際デンタルショー(IDS:ケルン)の前のアドバルーン的な出展を考えている所もあるようです。近未来の歯科医療の在り方を探ってみました。日本デンタルショーレセコン機能(8000円)だけなら、月額1万2000円で済みます。X線画像リンク、予約、カルテ、分析などのさまざまなオプションの多くが月々数百円程度のため、気軽に機能を加えたり解除したりすることが可能。この基本システムは、将来的には他社のソフトも起動させられるプラットフォームとしての役割も期待され、ミック関係者は「レセコンの革命になる」と自信たっぷりです。 このようなシステムは、歯科医院側だけでなく、メーカーにもメリットをもたらすようです。以前からレセコン業界は「人食い産業」などといわれてきました。これは、メンテナンスのための営業マンの人件費コストが大変な負担になっているからで