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 茨城県日立市南部に位置する介護付き有料老人ホームらいふアシスト泉ヶ森では、黒沢歯科医院との連携の下、8年前から歯科訪問診療のサービスを入居者に提供しています。国の在宅シフトが進む中、施設での訪問診療....

 茨城県日立市南部に位置する介護付き有料老人ホームらいふアシスト泉ヶ森では、黒沢歯科医院との連携の下、8年前から歯科訪問診療のサービスを入居者に提供しています。国の在宅シフトが進む中、施設での訪問診療は、在宅に比べ評価が低い状況にあります。しかし、診療環境が外来診療と大きく異なり、多様性もある在宅に比べて、看護師によるサポートのおかげで安全なことに加え、施設負担で設備を整えることができるという大きなメリットもあります。 超高齢社会においては、急性期を想定した医師との連携よりも、私たちのように、看護と歯科の連携が求められる場面の方が多いのではないでしょうか。黒澤俊夫氏Kurosawa Toshio黒沢歯科医院駒野栄子氏Komano Eikoらいふアシスト泉ヶ森施設長・看護師藤 景子氏Fuji Keikoらいふアシスト泉ヶ森看護長・看護師午後から始まった訪問診療は夕方4時過ぎまで続いた。認知症が進行していても明るい性格であればコミュニケーションは成立しやすく、診療の効率性も高い。(中央)(右)(左)施設訪問歯科診療の意義看取りの場での歯科医療は何をゴールにするか?藤看護師から元気な声かけ。重度の認知症が進行している入居者だが、コミュニケーションが継続しているので、日常生活にはほとんど支障がない。ベテラン看護師による状態の把握は、歯科的介入(非観血処置を含む)の安全性のためにも重要。R epor t