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0102012.10藤本俊男氏●ふじもととしお 1951年生まれ。日本大学歯学部卒業。スタッフ: 歯科医師4人、歯科衛生士6人、歯科技工士3人ユニット:7台駐車場:6台 1980年に開業した藤本氏。開業して一番....
0102012.10藤本俊男氏●ふじもととしお 1951年生まれ。日本大学歯学部卒業。スタッフ: 歯科医師4人、歯科衛生士6人、歯科技工士3人ユニット:7台駐車場:6台 1980年に開業した藤本氏。開業して一番最初に来てくれた患者さんは、今でも定期的に通院してくれているという。30年以上にもわたる、患者さんとの信頼関係の築き方や、スタッフとのコミュニケーションの方法について話を伺った。好きで選んだ職業に妥協はしない千葉市藤本歯科長洲医院総義歯に治療の基本が凝縮―歯科医師になったきっかけは。藤本 祖父、父親と同じ歯科医師になりたいと思っていました。小学1年生の時の作文には、「何でも治せるお医者さんになりたい」と書いていましたが、医師・歯科医師の区別がよく分からなかったのでしょうね。成長してもその気持ちは変わることなく、歯科大に進学しました。―大学での専攻は。藤本 面倒を見ていただいた先生の影響もあって、補綴を専攻しました。総義歯を中心に勉強していく中で、「総義歯には歯科治療の基本が凝縮されている」と感じるようになりました。それは、何もないところから製作していく過程に矯正や咬合など多くの分野が関係するためです。 一般的には保存から入る人が多いと思いますが、私は、補綴から勉強してよかったと感じています。患者さんの行動が把握できる設計―開業までの経緯は。藤本 大学卒業後は大学院に進学し、その後すぐに現在の場所に開業しました。大学に残ることや、父親の診療所でしばらく勤務医として働くことも考えましたが、いずれ開業するなら早い方がいいと考えたからです。そして、両親と相談して母親の親戚の土地に診療所を建てました。