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0102012.09鈴木千枝子氏●すずきちえこ 1956年生まれ。岩手医科大学卒業。1983年開業。スタッフ: 歯科医師6人(うち非常勤2人)、歯科衛生士7人(うち非常勤1人)、歯科技工士3人、歯科助手5人(う....

0102012.09鈴木千枝子氏●すずきちえこ 1956年生まれ。岩手医科大学卒業。1983年開業。スタッフ: 歯科医師6人(うち非常勤2人)、歯科衛生士7人(うち非常勤1人)、歯科技工士3人、歯科助手5人(うち非常勤1人)、受付3人、コーディネーター1人ユニット:10台駐車場:40台 岩手県の郊外、山々に囲まれた紫波郡矢巾町にある「神の前歯科小児歯科医院」。院長の鈴木千枝子氏は、亡き夫との夢を胸にケア中心の大型歯科医院を作り上げた。今もなお、「全ては患者さんの健康と笑顔のために」を合言葉に、日々試行錯誤を繰り返しているという。その中で見えてきたスタッフとの関係の築き方、歯科医院経営について伺った。亡き夫の遺志を継ぎ、予防型医院をオープン岩手県紫波郡矢巾町(医)潤心会 神の前歯科小児歯科医院予防こそ全ての基礎―大きな歯科医院ですね。鈴木 2006年に移転し、リニューアルオープンしたものです。新しい医院は、亡き夫の理想を形にしようと作りました。 夫は補綴科出身の歯科医師で、常にこだわりを持って補綴物を作製していました。しかし、「どれだけ良い補綴物を入れても、口腔環境が整っていなければすぐだめになる」「本当に大切なのは予防だ」という考えを持つようになり、「予防型の歯科医院を作りたい」と私に話していました。 しかし、夫は長く間質性肺炎を患っており、私は夫の看病と子育て、日々の診療で精いっぱいでしたので、それは単なる夢にすぎませんでした。 そんな夫が、2004年12月に45歳の若さで亡くなってしまいました。自分で言うのも何ですが、とても仲の良い夫婦