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041 2012.08特 集世界の歯科事情2012 主催事務局がドイツの展示会運営企業なので、いわゆるアジア的な要素が薄いのがIDEMの特徴です。しかし、出展社にとって主要な「顧客」はアジアのユニットアジア人の身の丈....
041 2012.08特 集世界の歯科事情2012 主催事務局がドイツの展示会運営企業なので、いわゆるアジア的な要素が薄いのがIDEMの特徴です。しかし、出展社にとって主要な「顧客」はアジアのユニットアジア人の身の丈に合うサイズ歯科医師ですから、そこには相応の配慮がなされています。 例えば、Belmont社のユニットは、これまでよりもコンパクト路線を明確にしていました。小児用ではなく、アジア人の体型に合わせたサイズです。このような配慮は躍進著しい東南アジア、インド方面の歯科医師にとってありがたいもののようで、かなり高い評価を受けていました。 さて、日本の歯科医院はどうでしょうか。開業時に購入するユニットの価格帯は、一時期よりは下がっているようですが、ちょっと成功を収めて改装する段になると、なぜか器材が大型化してしまう傾向にあるように思います。文字通り、「身の丈に合った診療」を心がけたいものです。中国・蘇州と台湾で展開しているユニットメーカーVICTORDENTALのユニットも、欧米製のものに比べて小さくまとめられている。Belmontのコンパクトなユニット。欧州であれば小児用の大きさだが、アジア諸国ではこれが標準的なサイズ。モリタの高級ユニット『Soaric』が注目されていた。秀逸な製品デザインが、権威あるドイツiFデザイン賞を受賞。液晶がキレイで見やすいのも魅力だという。小型が主流注目!