ap1207 page 4/18
このページは ap1207 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
2012.07 010一柳あゆみ氏●ひとつやなぎあゆみ 九州大学歯学部卒。日本口腔インプラント学会専門医。スタッフ:歯科医師5人(うち非常勤4人)、歯科衛生士1人、助手2人、受付3人(1階診療所と兼任)ユニット....
2012.07 010一柳あゆみ氏●ひとつやなぎあゆみ 九州大学歯学部卒。日本口腔インプラント学会専門医。スタッフ:歯科医師5人(うち非常勤4人)、歯科衛生士1人、助手2人、受付3人(1階診療所と兼任)ユニット:3台 「医療者側も患者側も、インプラントは外科手術という認識を持つ必要があると考えています」と言う一柳センター長。難易度の高い手術では病院と連携したり、時に香月武氏(佐賀医科大学名誉教授)のサポートを受けたりしながら、患者さんのリスク管理と真摯に向き合っている。医科との連携およびリスク管理において必要なこと、最近のリカバリーの問題などについてお話を伺った。新しい医療知識を蓄え、最良の選択を福岡県北九州市医療法人恵祐会新小文字インプラントセンター医科との連携のポイントは「検査数値」と「滅菌」―1階が一般の診療科で、2階はインプラントセンターとなっていますが、インプラント以外の治療は1階で行っているということでしょうか。一柳 当センターではインプラント埋入だけでなく、メインテナンスはもちろんのこと、一度インプラントを埋入した患者さんの口腔内は全てインプラントセンターで診ています。一般診療科からの紹介はあっても、逆は原則的にはありません。―目の前にある新小文字病院と名前が似ていますが、関係があるのですか。一柳 当院はもともと北九州市小倉北区の小文字病院(当時)の中の歯科で、そのころ私はインプラントの他に訪問診療もしていました。2004年に歯科部門がスタッフごと独立し、医療法人恵祐会に入りましたが、今でも連携関係にあります。―どのような連携ですか。一柳 例えばインプラント治療のための骨移植の手術(上顎洞底骨移植、ベニアクラフトなど)では、自家骨は顎骨から、骨量が必要な場合は腸骨から採取しています。そのように「大きな骨造成が必要なとき」「同時に多数のインプラントを埋入するとき」「歯科治療恐怖症や嘔吐反射の強い患者さんの手術を行うとき」などは病院の手術室を借り、麻酔医、ナー