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2012.07 068I nterview 笹野高嗣氏Sasano Takashi東北大学大学院歯学研究科口腔診断学分野教授味覚障害の原因口腔疾患も要因の一つ 日本口腔咽頭学会の調査(1....

2012.07 068I nterview 笹野高嗣氏Sasano Takashi東北大学大学院歯学研究科口腔診断学分野教授味覚障害の原因口腔疾患も要因の一つ 日本口腔咽頭学会の調査(1990年)によると、国内で「味覚外来」を設置している医療機関は全体の2・1%です。東北大学では1992年から味覚障害の診断と治療に取り組んでいます。味覚障害を主訴として受診する新規患者数は年間約50人ですが、別の主訴の場合でも、問 「味覚」に障害がある人が増えています。全身疾患の薬剤を多数服用している高齢者だけでなく、健康な若年者でも意外と多いのが現状です。 味覚障害は、単に「食事がおいしくない」「生活が楽しくない」というQOL低下にとどまらず、体重減少や貧血様症状なども引き起こすリスクがあります。今回は、味覚障害に関する東北大学における研究と取り組みをご紹介します。歯科からのアプローチ味覚障害と食育