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2012.06 010西尾佐和子氏●にしおさわこ 1962年生まれ。愛知学院大学歯学部卒業。96年開業。津歯科医師会広報担当理事。スタッフ:歯科医師1人、歯科衛生士3人(うち非常勤2人)、歯科助手2人(うち非常勤....

2012.06 010西尾佐和子氏●にしおさわこ 1962年生まれ。愛知学院大学歯学部卒業。96年開業。津歯科医師会広報担当理事。スタッフ:歯科医師1人、歯科衛生士3人(うち非常勤2人)、歯科助手2人(うち非常勤1人)、受付1人ユニット:3台 「医科歯科連携」という言葉も今ほど聞かれなかった15年前、医療モールの中のクリニックとして開業した西尾歯科。「患者さんがささいなことでも後悔しないように、さまざまな角度から治療を検討したい」と心を砕く西尾佐和子院長に、医療連携の日常を聞いた。新しい医療知識を蓄え、最良の選択を三重県津市西尾歯科「ついで」に来られる医療モールで開業―医療モールで開業した理由は。西尾 この医療モールは、医師ではない人がアメリカに行った際、現地のグループ診療の在り方を見て、「これからの医療は多数の科による連携が大切だ」と考えて作ったものです。 当時は医療モールという概念はあまり一般的ではなかったのですが、私は最初に手を挙げました。周囲には「テナントで家賃を払い続けても自分のものにならないから損」「自分の土地でやりたい」という人が多かったのですが、患者さんが来てくれるのか不安だった私は、「何かの〝ついで?でも患者さんが来てくれる場所がいいな」と思っていました。なかなかピンとくる場所を見付けられない中、ここならば人が来ると思って決めました。 最初は産婦人科、整形外科、歯科だけでしたが、今では皮膚科、耳鼻咽喉科、内科2つ、人間ドックに薬局も加わり、大きなモールとなっています。 今でも新しい先生が仲間に加わったときには歓迎会やミニコンサートなどのイベントを行い、親睦を深めているのですが、開業当初は看板の出し方一つでも、何か問題点があればすぐに周りの他科の先生方と集まって相談できたことはとても心強かったです。 みなさん、比較的年齢も近く、温厚な