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0632012.05特 集インプラントとの関わり方(上)▲インプラント治療(左)は生体組織の連続性の破壊と非自己の残置である。上皮とインプラント(中)、骨とインプラント(右)。図表1 ....

0632012.05特 集インプラントとの関わり方(上)▲インプラント治療(左)は生体組織の連続性の破壊と非自己の残置である。上皮とインプラント(中)、骨とインプラント(右)。図表1 ミクロの世界…オッセオインテグレーションは生体組織の連続性の破壊図表2 インプラントは「とげ」…生体は上皮によって守られている インプラントは上皮によって守られている生体の連続性を、意図的かつ半永久的に破壊するものである。オッセオインテグレーションといっても、表皮が回復する創傷治癒とはならず、病態であり続ける。これはとげがずっと刺さっている状態と同じだが、唾液による免疫によって感染を防ぎ、状態を安定させていることになる。もし、唾液の分泌に将来何らかの問題が起こったら……。 (井上画)▲インプラント周囲から細菌が侵入すると菌血症を起こし、さまざまな臓器に何らかの影響を及ぼすことが知られている。インプラント※口腔内写真は武田孝之博士のご厚意による。研磨標本はイヌ、トルイジンブルー染色