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0412012.04 今回のスウェーデンツアーも例年通り、SWEDENTAL(2011年は11月に開催)に合わせて実施しました。北欧最大の国際デンタルショーですが、「北欧地域限定」という性格は否めず、英語のできる説明員や....
0412012.04 今回のスウェーデンツアーも例年通り、SWEDENTAL(2011年は11月に開催)に合わせて実施しました。北欧最大の国際デンタルショーですが、「北欧地域限定」という性格は否めず、英語のできる説明員や英文のカタログなども少ないのが実情です。しかし、世界に名だたる歯科医療の先進地域ですから、国際的なトレンドをいち早くキャッチできるメリットがあります。 今回目立ったのは次の2点です。・ インプラントメーカーのブースに客がほとんどいなかった・ 予防関連グッズの展示が減ってメーカーが淘汰されている インプラントメーカーのブースの客入りが少なくなったのは2年ほど前からです。もともと人口が限られた北欧諸国では欠損歯数も減少しつつあり、インプラントのニーズ全体が縮小傾向にあります。 そのため、スウェーデンではインプラントは輸出産業と捉えられており、域内の需要の中心は、新たにフィクスチャーを埋入するのではなく、すでに埋入されたインプラントを長持ちさせるためのケアに移行しています。 そのため、各社ともケア製品のメーカーとのタイアップ企画で、歯科衛生士による歯周ケアセミナーなどを開催していました。インプラント周囲のトラブルを粘膜炎の段階で抑えるためのケアが重要視されているのです。逆に埋入術に関するライブオペのような企画は見られなくなっています。インプラントメーカーのブースに人がいない…ブースを訪れる客は少なく、新たなインプラント需要が収束しつつあることを示しているように感じられた。インプラントメーカーのブースがガラガラ…青色光を当てるとプラークが浮き出てくる特殊な蛍光染色液を用いたプラークテクト・ペレット『Plac-o-Tect』(日本ではクロスフィールド扱い)。東京デンタルショーでも大きな反響があった商品の一つ。近年では、指導型のTBIがあまり行われなくなり、PMTCの際に施術する歯科衛生士だけがプラークを視認できればよいという考え方になってきているので、このようなアイデアは現場にとって受け入れやすいといえる。東京DSでも注目の一品SWEDENTAL2011