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0102012.04杉山茂夫氏●すぎやましげお 1952年生まれ。77年日本大学歯学部卒業。79年開業。千葉県歯科医師会副会長、専務理事などの要職を歴任。国際歯周内科学研究会会員。スタッフ:歯科医師6人、歯科衛生士....

0102012.04杉山茂夫氏●すぎやましげお 1952年生まれ。77年日本大学歯学部卒業。79年開業。千葉県歯科医師会副会長、専務理事などの要職を歴任。国際歯周内科学研究会会員。スタッフ:歯科医師6人、歯科衛生士3人、歯科助手4人ユニット:4台 祖父に憧れて歯科医師になった杉山氏は、大学を卒業してから2年後、父親の診療所の隣で開業したという珍しい経歴を持つ。 2007年に父親の診療所を統合して診療を続ける杉山氏に、歯科医療に対する思いや患者さんとの接し方、スタッフとの連携などについて話を聞いた。笑顔になれる診療を目指して千葉県市川市杉山デンタルクリニック小学1年生で歯科医師の志を抱く―3代続けて歯科医師だそうですね。杉山 祖父は1926年に千葉県木更津市で開業し、地元歯科医師会や県歯の会長、日歯社会保険担当理事を務めた人でした。日歯理事時代には厚生省保険課長の友納武人氏と一緒に全国を回り、医療保険に関する全国的な調査を行い、その資料が国民皆保険制度発足につながったと聞いています。 祖父は、歯科医師会の会合後や時間に余裕があるときに、市川市にある私の父の診療所へよく遊びに来ていました。祖父にとっては私が初孫だったので、かわいくて仕方なかったのでしょう。私を抱っこしながらいろいろな話を聞かせてくれました。内容は全く覚えていないのですが、熱く語る祖父を見るうちに、歯科医師になりたいという気持ちが芽生えたのです。小学校1年生の時の作文にも、「将来は、おじいちゃんと同じ歯科医師になる」と書いています。―歯科医師以外の職業に就きたいと思った時期はなかったのですか。杉山 高校生の頃、歯科医師が自分に合っているのか悩み始めました。というのも、親戚に歯科医師が30人以上おり、集まれば自然に歯科界の話になります。友人の話などから自分が特殊な環境下にいることが分かり、自身の判断が冷静で客観的なものなのか不安になったのです。