アポロニア21 2012年3月号 page 9/14
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0712012.03特 集歯科領域の広げ方実習で各自に用意された飲食物や食器など・ミネラルウォーター、お茶・コップ・スプーン(大、小)・ティッシュペーパー、おしぼり〔お弁当〕・ごはん・わかめ入りの味噌汁・煮物・....
0712012.03特 集歯科領域の広げ方実習で各自に用意された飲食物や食器など・ミネラルウォーター、お茶・コップ・スプーン(大、小)・ティッシュペーパー、おしぼり〔お弁当〕・ごはん・わかめ入りの味噌汁・煮物・シュウマイ・ゆで卵・たくあん・コロッケ・魚・オレンジ ものを食べるという行為は、唇や歯、舌、顎、口蓋、呼吸、さらには目や鼻、耳、そして手などさまざまな機能・器官との密接な連携によって作られるもの。この中の1点がダメージを受けるだけで食べる機能は崩れてしまうのです。 つまり、介護を受ける方においしく・楽しく食事をしてもらうためには、いかに感覚を誘導するかが問題なのです。そうすれば、スムーズな食の機能が可能になるということを、実習を通して知ってほしいと思います。柴田浩美氏 Profile講師1950~2003年 摂食アドバイザー/歯科衛生士/グー・ハウス代表/摂食研究会会長(※全て当時)小児から高齢者までの、口の働きに障害を持つ人々とその家族に対する個別指導のほか、関係職種(看護師、栄養士、歯科衛生士、保健師、歯科医師、保育士、介護福祉士など)に対して幅広く研修や講演を行った。全国の歯科医師会、歯科衛生士会主催での講演も多数。著書:『食べる力をとりもどす』(雲母書房)、『柴田浩美の高齢者の食事介助を考える』『柴田浩美の摂食の基本と口腔のリハビリテーションブラッシング』『柴田浩美の高齢者の口腔ケアを考える』(医歯薬出版)他2002年映像