アポロニア21 2012年1月号 page 9/14
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0492012.02 小さなことにはあまりこだわらないイメージがあるアメリカの歯科医療ですが、歯科用顕微鏡が普及したことによって、精密な作業を可能にするインスツルメントが開発されています。 ハーツェル社製の顕微....
0492012.02 小さなことにはあまりこだわらないイメージがあるアメリカの歯科医療ですが、歯科用顕微鏡が普及したことによって、精密な作業を可能にするインスツルメントが開発されています。 ハーツェル社製の顕微鏡用インスツルメント(名南貿易扱い)は、髪毛の先レベルのモノを自在に操ることができる、いわば「アメリカの匠」の技といえます。特にシャネレック持針器、シャネレックピンセット、マイクロミラーの工作精度は圧巻モノ。 これに対して、特注品インスツルメント市場という特殊な領域を開拓しているシオダが、「希望を形に ないなら作ります」をコンセプトに、職人技と機械加工を取り入れた製品を展示していました。また、トレーに写真を彫刻するアイデア(齋藤デン「アメリカの匠」VS「日本の匠」顕微鏡での治療を容易にするタル工業)は、医院の個性化につながるかもしれません。他にも、K.K.マークでおなじみ小山歯科工業の「和の匠」を象徴するようなピンセット(実用新案申請中)なども注目を集めていました。ハーツェル社の顕微鏡用インスツルメント(名南貿易扱い)。顕微鏡治療が各国で普及した背景には、これらの精密インスツルメントの開発が挙げられる。『ラクスエーター・ルートピッカー』(クロスフィールド扱い)。抜歯鉗子での残根除去は手を焼くもの。小さくてつかみにくい残根も、これを使えば簡単に把持・除去できる。齋藤デンタル工業のブースで見付けた、金属トレーに写真を彫刻するサービス。デジカメの写真を使って簡単に彫刻できる。もちろん文字を刻印することも可能。彫っているため、洗浄を繰り返しても消えないのが長所。院長の顔写真を彫刻しておくと、個性をアピールできるかも。