アポロニア21 2012年1月号

アポロニア21 2012年1月号 page 12/14

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0902012.02安田編集室Newstopic129聞き手:本誌編集長・水谷惟紗久 歯科界を取り巻く事象、議論の中で、何に注目すべきなのか。事実報道の裏に垣間見られる新たな問題点は何か。NPO法人t.o.h.あなたの健康21「歯と....

0902012.02安田編集室Newstopic129聞き手:本誌編集長・水谷惟紗久 歯科界を取り巻く事象、議論の中で、何に注目すべきなのか。事実報道の裏に垣間見られる新たな問題点は何か。NPO法人t.o.h.あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」理事長の安田登氏から、歯科界が拠って立つべき視点をご提供いただくとともに、将来にとって「これが重要」と思われる問題点についてご示唆いただいております。 次回診療報酬改定の改定率が明らかになりました。歯科は医科を上回る1.70%となり、評価する声も多いようです。しかし、改定率は「これだけ給付しますよ」という、いわば約束手形のようなもの。このところ、実際に支払われた診療報酬の確定額の伸びは、改定率を大幅に下回るようになっています。この理由としては、診療報酬改定の議論の中で、診療の現場を根本的に改善するための方略を診療側が示していないことが挙げられます。そのため、手術や訪問診療など寄与率の高くない項目に高点数が貼り付けられ、実質的な歯科医療費の伸びを抑えているのです。 今回は、根本的に歯科医療のアウトカムを改善するための「一発大逆転」として、改定率100%アップを提案します。口談対辛NPO法人t.o.h.あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」安田 登編集室長