16 巻頭企画 図C-a 48歳女性.₆ 近心根頬側に歯根破折とそれにともなうプロービングデプスの深化を認める.図C-d 頬側歯槽骨の吸収を認めたため,頬側歯肉を全層で剥離し,骨膜の下へブタ由来タイプⅠ&Ⅲコラーゲンメンブレン(バイオガイド)を潜り込ませ設置した.図C-g ARP 施術 4 か月後のCBCT 像より,既存の歯槽骨辺縁を超える硬組織形成を思わせる不透過像を認める.図C-j パイロットドリルにて埋入窩を形成し確認すると, 緻密で天然の骨と質のまったく変わりない骨形成を認めた.図C-b ₆ をフラップレスにて慎重に抜歯した.図C-e 無 機・ コ ラ ー ゲ ン 複 合 材 料(リフィットデンタル)を根尖側から歯槽骨辺縁より歯冠側まで,抜歯窩に緊密に填入した.図C-h インプラント埋入術前の₆ 相当部.ARPでは歯肉歯槽粘膜境(MGJ)の位置が移動しないため,角化粘膜幅は十分である.図C-k 埋入窩の形成後,シミュレーション通りの位置までインプラントを埋入した.図C-c ₆ は分割抜歯を行った.図C-f 外式交差マットレス縫合にてメンブレンを縫合固定した.図C-i イ ン プ ラ ン ト 埋 入 手 術 は ス タティックガイドを用いてフラップレスにて施術した.図C-l 頬側には十分な厚みと幅の硬・軟組織を認める.症例 C(症例提供:岩野歯科クリニック 岩野義弘)リフィットデンタルとバイオガイドを用いたARP 症例
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