必ず上達 デジタル時代の歯冠修復
5/6

1a2abbcde図19c~e ジルコニア冠の場合はリン酸(K エッチャント シリンジ)〔c、d〕あるいはMDP塩含有クリーナー(カタナ クリーナー)〔e〕(いずれもクラレノリタケデンタル,モリタ)で清掃し、その後、水洗・乾燥を行う。146図18a、b 歯科技工所から納品されたジルコニア冠は、研磨および内面のサンドブラスト処理がすでに行われている。口腔内でコンタクトの状態、適合および咬合状態を確認する。図19a 試適時にはできるだけ防湿を心掛けるが、唾液(場合によっては浸出液や血液)等による汚染は避けられない。図19b サンドブラスト処理。0.2MPa程度の噴射圧でまんべんなく行う。 本項ではジルコニア冠の接着ステップを解説する。クラウンの試適から装着に至る過程で、プロビジョナルレストレーションを撤去した後の支台歯の清掃に関しては、図9~11を参照されたい。コンタクト・適合・咬合状態の確認クラウン内面のサンドブラスト処理クラウン内面の清掃5.ジルコニア冠の接着ステップの実際クラウンの試適クラウン内面の汚染とその対応(表4参照)

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る