必ず上達 デジタル時代の歯冠修復
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1a2abb2.0mm図2a、b 治療開始前に対象歯のシリコーンインデックスを製作しておく。図3a、b 102R(先端径1.1mm・最大径1.7mm)もしくは106RDテーパー(先端径1.3mm・最大径2.1mm)を使用する。 CAD/CAMを応用した歯冠修復装置のための支台歯形成では、1)十分な歯質削除量、2)全体に丸みを帯びたフォルムが求められる。支台歯形成前にパテタイプのゴム質印象材でシリコーンインデックスを製作しておき(図2)、支台歯形成中に①削除量、②軸面角シリコーンインデックスの製作咬合面ガイドグルーブ度、③フィニッシュラインの状態と形成幅の確認を行う。 なお、本文中インデックスを用いた支台歯の観察写真は、観察しやすくするためにすべて遠心(₇相当部)からの撮影であることに注意されたい。Chapter 3 上顎大臼歯の支台歯形成102RSF102R106RDSF106RD41支台歯形成前の準備咬合面ガイドグルーブと咬合面の削除

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