必ず上達 デジタル時代の歯冠修復
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cbd辺縁部全部鋳造冠CAD/CAM冠・PEEK冠0.5~0.8mm0.8~1.0mm>1.0mm>1.5mm>1.0mm>1.0mmアナログ全部鋳造冠>1.0mm>1.5mmフルジルコニア冠(モノリシックタイプ)多い特に咬合面(内・外斜面、中心窩)に削除量が必要ディープシャンファー/ラウンデッドショルダー1.0mm以上歯肉縁から縁下0.5mm(光学印象を考慮すると限りなく歯肉縁に近く、もしくは縁上が望ましい)全部鋳造冠よりさらに丸みを帯びる(CAD/CAMによる内面切削加工の限界)・原則は片側5~10°・臨床的には装着が接着に依存するため、全部鋳造冠に比較してテーパーの許容範囲が大きい0.5~0.8mm0.8~1.0mm1.0~1.5mm1.5~2.0mmデジタルCAD/CAM冠・PEEK冠さらに多い1.0~1.5mm程度フルジルコニア冠(モノリシックタイプ)【POINT】 デジタル時代とアナログ時代の支台歯形成の違い・注意点(上顎大臼歯)図1b~d 上顎大臼歯における全部鋳造冠(b)・フルジルコニア冠(モノリシックタイプ)〔c〕・CAD/CAM冠・PEEK冠(d)の基本的な支台歯形態と歯質削除量の比較。>1.0mm>1.0mm1.0~1.5mm少ない 歯質削除量シャンファー辺縁形態0.5~0.8mm程度設定位置歯肉縁から縁下0.5mmラインアングル鋭縁部を残さない・原則は片側2~5°・臨床的には片側10°が許容範囲(冠の保持力は軸面角度に依存する)テーパー表1 全部鋳造冠とCAD/CAM応用の歯冠修復装置では材料特性により支台歯形態が影響を受ける(図1参照)。Chapter 3 上顎大臼歯の支台歯形成39上顎大臼歯の基本的な支台歯形態と削除量

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