脱マトリックス!フリーハンドのII級窩洞CR充填 3D printer technique
13/13

② 先に象■質層を再現する3D printer techniqueをもってすれば、外側のエナメル層から先に薄く立ち上げていくことも不可能ではないが、裏打ちのない状態となるため手技が不安定にな図㉒ この状態では、フローレジンを窩縁に流した瞬間にラバーダムを伝って流れ出てしまい失敗に繫がる図㉕ 窩洞の縁がすべてラバーダムから分離されている状態を確認できたら充塡準備完了である図㉓ ラバーダム上から圧排糸を挿入し、窩縁とラバーダムとの間に空間を空ける図㉔ 窩縁が歯肉縁上に出ていることで、伝い流れ出すことなくフローレジンを流すことができる図㉖ まず内側の象牙質部分から充塡を開始する0253D printer techniqueの手順と必要な器具機材るためにはモノフィラメントの圧排糸が適している。また、ラバーダムの圧力で■間が潰れてしまうと空間を開けられないので、それなりにコシのあるものがよく、それにはシリコーンテープが適している。窩縁の全周がしっかりと歯肉縁上に出たことを確認し、充塡操作に移る(図25)。まずは、内側の象■質の形態から3D printer techniqueを用いて立体的に再現する(図26)。

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る