おわりに18634図36 術後2ヵ月の頬側面観.特に問題は認めなかった.図39 最終補綴装置装着直後の状態.特に問題は認めない.35図37 同咬合面観.顎堤のボリュームは維持できていると判断した.Clinical Report 術後2ヵ月(図36,37),特に問題を認めなかったためパンチアウトを行い,プロビジョナルレストレーションを装着した.その後,歯肉の成熟を6ヵ月ほど待ち,補綴処置に移行した.スクリュー固定式の最終補綴装置を装着した直後の状態を図38~41に示す.審美性も問題なく,患者にも満足していただくことができた. TLインプラントは一般的にBLと比べて補綴の自由度が少ないため,埋入方向や埋入深度には十分な注意が必要である.しかし,SimpleLine Ⅱはさまざまな要求にも柔軟に対応できるインプラントシステムだと考えている.ぜひ先生方の臨床でご活用いただきたい.た(図32~35).図40 同デンタルX線写真.適合も問題ないと判断した.図34 術直後のデンタルX線写真.計画どおりのポジションに埋入できた.図35 術直後のCBCT画像.フラグメントも予定どおりに作ることができた.図38 最終補綴装置にはスクリュー固定によるモノリシックジルコニアクラウンを選択した.
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