インプラントYEARBOOK 2025
4/6

レガシーインプラントシステムの有用性46Clinical Reportン酸カルシウムにMg2+,Zn2+,Mn2+およびF−といった生体微量金属元素を配合した生体の骨と同じような組成をもつ可溶性HA粒子で,これをインプラント表面全体にブラスト処理している.そのため,微細で細胞接着に有利な表面性状となり,早期から骨との結合が期待できる.ガシー2にはHAコーティングもある).SBMは,リ レガシー3をはじめとするImplant Direct社のインプラントシステムのインプラント表面は,SBM(soluble blast media)処理が施されている(レ図20 プロビジョナルレストレーション印象前の口腔内写真.ab図21a、b 最終補綴装置装着後2ヵ月の口腔内写真.最終上部構造はジルコニアで作製し,セメントで仮着している.周囲歯肉と自然にマッチして歯間乳頭も獲得されはじめ,審美および機能的な回復が得られた.

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る