5-Dコンセンサス 歯の保存にこだわる
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図18a 術前.CR充填によって臨床的なCEJが形成されている.パピラの部分)~全層弁(歯根露出部の根尖側の軟組織に対して)~部分層弁(唇側中央の辺縁骨頂よりも根尖側に対して)による切開アプローチから構成される.離する深層の切開,もう1つはフラップの歯槽粘膜の裏打ちをしている内部結合組織から筋を切断する浅層の切開)や解剖学的乳頭の上皮の切除などを行う.図18d 黄色点線の範囲まで大きくエンベロップ形成を部分層弁で行う.図18g 術後1年6か月.根面被覆が維持されている.図18b,c 歯間乳頭を全層弁で剥離し,可動性を確保し歯冠側に挙上できるようにする.図18e,f 結合組織片はCEJに合わせて設置し,フラップは歯冠側に挙上し,結合組織移植片を完全に被覆し,CEJより1〜2mm歯冠側に位置づける.(1)Coronallyadvancedflap+CTGbcefフラップの歯冠側移動を可能にするための減張切開としての二重切開(1つは骨膜への筋の付着部分を切216症例5 Zucchelli&De Sanctis35により,2歯以上の歯肉退縮に対する新しい治療法として,多数歯歯肉退縮に対するCAFが発表された.この術式は,エンベロップフラップ(縦切開なし),フラップの歯冠側挙上時にサージカルパピラの回転運動を予測した新しいフラップデザインであり,部分層弁(サージカルバイラミナー法:単独歯の臨床例③:Modified tunnel technique+CTG(症例:北島 一)b:複数歯の歯肉退縮への対応

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