①②③④⑤⑥順次側方拡大Part2 Aligner Case Report68図2-1G①〜⑥ 順次側方拡大のステップ。初診時拡大前犬歯側方拡大後大臼歯側方拡大後前歯部配列小臼歯側方拡大後最終時クが高い。それに比較して大臼歯部位は歯根の頬側部分の骨は多い。その理由から大臼歯部位の浸潤麻酔が効きにくい。それは骨が多く歯根の神経部分まで麻酔薬が届かないからである。最後方大臼歯から側方拡大を順次行うことは大臼歯部位で歯槽骨が側方に形成されながら第二小臼歯の拡大、そして第一小臼歯の拡大、最後に犬歯の側方拡大を行うことで犬歯の頬側の骨を形成しながら拡大を行うアプローチである。③ 順次側方拡大 順次側方拡大は、2つのシチュエーションで応用する。1)側方拡大による歯肉のリセッションをさせたくない時 側方拡大によるリセッションの一番リスクのある場所は犬歯・小臼歯部位である。側方拡大時に初めからこのもっとも骨の少ない部分から拡大することはリスAlignerTechnique 19
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