!896 StartChapter1UpKeynote!写真編集入門ClChapter5スライドのサイズ「ワイド」または「標準」を選択する。後で変更することも可能。スライドを追加していく場合は、画面上部のツールバーより「スライドを追加」をクリックします。スライド作成後、ツールバーの「再生」を選択してスライドショーを開始します。スライド再生を途中で中止する場合は、escキーを押します。 テーマを選択すると、選択したテーマのスライドが出てきます。テンプレートにテキストや写真を当てはめることで一般的なプレゼンを組むことができるのですが、歯科のプレゼンでは扱いにくいかもしれません。一方で患者さん説明用資料などを作る場合にはテンプレートを活用すると、スマートなプレゼンを作ることができるでしょう。最初に選択したテーマに応じたテンプレートが一覧で表示される 前述のとおり、プレゼンの作成に慣れるまではテンプレートを使用しても良いと思いますが、自由にレイアウトしたい場合は「空白」を選択します。 歯科のプレゼンを作成する場合には、テンプレートより空白のスライドのほうが使い勝手は良いでしょう。定規部分から引っ張ると表示されるスライド上部と左側にルーラ(定規)が出現する 修正は目分量でも可能ですが、もう少し効率良く正確に行いたい場合は「ルーラ」を活用します。ルーラ(定規)はツールバーあるいは、ショートカットキーの⌘+Rで表示させます。 上部・左側のルーラ部分からドラッグ&ドロップすると、黄色い線が出現します。水平垂直の線なので画像の角度を修正する場合などに便利です。不要になった線はスライド外に移動させると消去できる線が表示される 不必要になったルーラは、スライド外にドラッグ&ドロップすると削除できます。写真の正確な角度調整だけでなく、歯軸の確認などの診断にも活用できます。Advance ルーラの色は、Keynoteの環境設定から変更することができます。スライドの背景や使用している画像などによっては、視認性を高めるために色を変更すると作業を効率的に進めることができます。まずはアプリケーションを起動します。次に作成したいスライドのテーマを選択しましょう。ツールバーのカスタマイズは、最初に設定しておくと便利です。Keynoteには多くの機能があるので、不安になるかもしれませんが、覚えることは少しでも大丈夫です。早く慣れるためには、とにかくたくさんさわってみましょう! Macを起動したら、さっそくKeynoteのアプリを開いてみましょう。通常、Macには最初からKeynoteがインストールされていますが、万が一見当たらないときにはApp Storeからダウンロードしてください。 「テーマを選択」画面が出てきたら好きなテーマを選択しましょう。テーマに応じて背景やフォントが設定されています。後に変更することも可能です。歯科のプレゼンテーション(以下、プレゼン)では、ベーシックホワイトやベーシックブラックが多く使われているように思います。本書では、ベーシックホワイトを選択します。 次に、角度の調整と組み合わせて写真の修正をしていきましょう。マスクできる状態(■+破線)にしたら、そこからさらに画像をワンクリックしてみましょう。すると「□+破線」という状態になります。 「□+破線」はマスク(表示範囲)は変えず、マスク内の画像の大きさや角度を変更することができる状態です。この状態で画像の角度を変更します。□を⌘キーを押しながらドラッグします(Chapter2のP15を参照)。□をドラッグして四方がマスク範囲を超えるまで拡大する 最初は「マスク範囲=画像全体」ですから、角度を修正すると必ず四方に空白部分ができ、画像が四角形ではなくなってしまうのでマスク内で拡大を行います。空白部分をなくすためには、□をドラッグして四方がマスク範囲を超えるまで拡大すればOKです。 マスクで画像の角度を修正すると、オリジナルの写真よりも拡大した状態になります。歯科の口腔内写真においては規格性が大切です。 角度や大きさの修正の必要ない写真を撮影することが重要なのはいうまでもありませんが、写真撮影の初心者の場合は本来よりも少し広い範囲で撮影し、後に修正する余白を考慮しておくのも良いかもしれません。また、自分で撮影した写真の角度を修正することも、自分の写真撮影の癖を知る良い機会になります。32ick Chapter1 Start Up Keynote !Lesson3 ルーラを活用するTQ別冊_chapter01_P07-11.indd 8-9TQ別冊_chapter05_P29-37.indd 32-332025/02/04 12:172025/02/04 12:18解説動画はこちら33SUMMARY アプリケーションを起動するLesson1Lesson2 テーマを選択するLesson2-2 マスク内の画像の角度を修正するChapterごとに監著者が伝えたいポイントやアドバイスを記載しています。実際の設定方法や操作方法を順番に覚えながら学ぶことができます。Chapter内で覚えておくと良い点などについて記載しています。Chapterごとに監著者が解説した動画を見ることができます。少し高度なテクニックや上級者向けの操作方法などについて解説します。解説動画Advance※本書の出版にあたっては、著者や出版社などのいずれも掲載した内容に対してなんらかの保証をするものではありません。また内容に基づく操作結果に関してもいっさいの責任を負いません。※本書に掲載されている画面イメージなどは、著者の設定に基づいた環境にて再現される一例です。※本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。 本書は各Chapterで1つのテーマを取り上げ、各Lessonで実際の設定方法や操作方法を確認しながら、それらの内容をより深く理解できるように構成しています。本書で使用するKeynoteは、macOS Sequoiaバージョン15.11をインストールしたMacBook Pro等の画面で解説しています。SUMMARYLessonPOINT本書の構成
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