ベーシックGBR
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aaaabbbbbChapter4GBRに必要な組織・解剖Chapter5Chapter6Chapter7Chapter8Chapter9Chapter1Chapter2Chapter3骨補填材料とメンブレンGBRのバイオロジー縫合のテクニックGBRのテクニック術後の合併症GBRに必要な器具GBRの基礎知識患者の術前管理■Part1 GBRの基礎2-1-2 さまざまな骨欠損形態を分類することで、難易度を知ることができます。ここでは各欠損形態で予想されるGBRの骨造成形態を確認していきたいと思います(図2-1-2~6)。骨壁を結んだ線が基本的な骨造成形態になるので外側性又は内側性のGBRになるのかを先ずは判断しましょう。Chapter6ではそれぞれの骨欠損形態に対する材料の選択を解説していきますが、ここでしっかり欠損形態のイメージをつけていきましょう。29図2-1-2 4壁性骨欠損(a)、骨造成形態(b)。4壁性では欠損がすべて骨壁に囲まれているため、良好な骨造成が可能である。図2-1-3 3壁性骨欠損(a)、骨造成形態(b)。欠損の多くが骨壁で囲まれているため、血餅保持が容易であるため、良好な骨造成が可能である。図2-1-4 2壁性(内側性)骨欠損(a)、骨造成形態(b)。両側に骨壁が存在することで、骨壁間の空間で血餅を保持できるため、比較的容易に骨造成が可能である。図2-1-5 2壁性(外側性)骨欠損(a)、骨造成形態が外側性となり、血餅保持が困難となるため、骨造成の難易度は向上する。図2-1-6 1壁性骨欠損(a)、骨造成形態(b)。骨造成形態が外側性となり、血餅の保持は困難であるため、一番難易度の高い骨造成である。a骨形態の分類

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