易難3-4壁性骨欠損3-4壁性骨欠損2-3壁性骨欠損2-3壁性骨欠損1壁性骨欠損1壁性骨欠損2-1-1簡単に説明すると……原則として骨壁間に骨再生が起こるので、骨壁数が多いほどGBRの難易度は易しくなります。 Chapter1で述べたように骨再生は骨壁から起こります。そのために、骨壁の減少に比例して骨再生のポテンシャルが変化していきます。PASSの原理に従って、長期の血餅保持がGBRの鍵となるため、血餅保持が困難な1-2壁性骨欠損はGBRの難易度は高くなります。逆に、血餅保持が容易な3-4壁Point!性骨欠損では難易度は低くなります。さらに、絶対的な骨高が不足している場合における垂直的骨造成はもっとも難易度が高い症例となるため、治療計画を立案する際は、必ず術前の骨形態を確認することが重要です(図2-1-1)。図2-1-1 骨治癒の限界。28残存骨壁に応じてGBRの難易度が変わる1 GBRの難易度を考えようChapter2GBRのバイオロジー
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