ALSPECデジタル矯正歯科の現在と未来を展望するIこれから光学印象採得(顎運動同時取得) ▼(顔面3Dスキャンを同時撮影)CBCT画像からのセファログラム、外科処置適応症例の網羅的予測顎運動情報の統合などが自由自在にできるこれまでセファログラム、パノラマエックス線写真撮影▼デンタルエックス線写真、CBCT撮影など(必要に応じて)▼顔貌写真撮影(二次元)セットアップ模型作製▼それぞれを別々に分析した後に術者の頭の中で組み合わせ、外科処置を含む治療計画を立案する問診▼口腔内スキャナーによるCBCT撮影などパノラマエックス線写真の生成▼セファロ分析(自動)デジタル模型計測(自動)デジタルセットアップ(半自動)▼AI(人工知能)診断サポート問診▼印象採得▼顎運動測定▼模型計測(手動)▼セファロ分析(手動)▼別冊 the Quintessence × JAO日本版 | DIGITAL × ORTHO デジタル矯正歯科フロントライン2025 / 2026変形して再印象が必要になることがある口腔内模型や顎態モデルとの連動が困難 得られる情報に限界がある手動なので個人差が生まれる大変な技工作業を要する筆者の考えから、これまでとこれからの矯正歯科治療における初診から診断までの流れを比較してみた。今後ますますデジタル技術やAIで治療が効率化されることが予想される。採る人の技術によっては変形し再印象が必要になることがある半自動なので個人差が生まれるすべてのデータが高精度に連動25
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