すんなり治ればエンドも楽しい!
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ブブーッそもそもどうしてそんな歯残すかなぁ“忖度下ト手ラだブかルるらはか起らき起るきんるじんゃだな!い注”す 『踊る大捜査線』風今回の話は、と言いたいのではありません。ただ、と言いたいのです。誰でも1度くらいインシデントや患者さんとのトラブルを経験したことがあると思います。その時のことを思い出してみてください。どれも患者さんに“忖度”していませんでしたか?“歯冠がない歯”を残すのも同じです。多くの患者さんに慕われる優しい先生は、“忖度”の道を選びがちです。私もそんな先生を尊敬し、応援しています。だからこそ先生がクレームにあわないようにこの話を書きました。優しさ上等!でも、やるからには覚悟をもって臨んでくださいね!残根は抜くべき!隔壁はするな!歯質が少なくなれば、“いつもどおり”が通用しないこともある優しさだけではダメ急患で時間がなかったので抜髄は次回にしたかったが、痛いので今やってほしいと言われ急いで抜髄したら、器具破折を起こしてしまったポスト型の仮封冠はダメだ!即日の根管充填がマスト!“いつもどおり”やっていても治りが悪い時は、同じことを繰り返さずに、治療期間中の漏洩を疑ってみてあらかじめ、患者さんに保存が厳しい歯であることを伝えておきましょうあんなに若いのに、抜髄じゃかわいそうと思い歯髄保存したら、術後疼痛で親からクレームがきた次の患者さんを待たせていたので焦っていたら、顔に器具を落としてしまったすんなり治ればエンドも楽しい!26

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