口腔機能“実践”読本 口腔機能低下症&口腔機能発達不全症
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口腔機能117歯科医療の介入乳幼児期・学齢期口腔機能の獲得,成長発育図1 加齢による口腔機能の変化について.高齢期の口腔機能低下を防ぐためには,特に乳幼児期から学齢期にかけて良好な口腔・顎・顔面の成長発育および適切な口腔機能を獲得し,成人期・高齢期にかけて口腔機能の維持・向上を図っていくことが重要とされている(参考文献1より引用改変).適切な発育のためが必要乳幼児期・学齢期に適切な口腔機能(咀嚼機能など)を獲得し,成人期に至った後,加齢にともない(機能)低下していくイメージ乳幼児期・学齢期に歯科疾患や口腔機能の成長発育の遅れなどを生じ,歯科医療による介入が行われないイメージ高齢期に歯科疾患や全身疾患をともなう口腔(内)症状(合併症)などを生じ,歯科医療による介入が行われないイメージ成人期口腔機能の維持・向上(回復)CHAPTER3 口腔機能発達不全症について口腔機能の維持・向上のため歯科医療の介入が必要高齢期

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