ガミースマイル
3/6

①e1.症例の問題点・受動的萌出不全・ガミースマイル2.治療計画 患者は受動的萌出不全によるガミースマイルである.また,軽度のアングルⅡ級2類である.ガミースマイル改善のために,上顎前歯の歯肉切除(クラウンレングスニング)を行い,その後,成長における変化を経過観察し,成長終了後に最終的な矯正歯科治療を行う.3.治療方法・上顎前歯の歯肉切除・経過観察治療のながれ①歯肉切除②経過観察84図1f ポケット探針により歯周ポケットを測定.浸麻下にて,CEJから骨縁までの距離を測定する.十分な付着があれば歯肉切除のみを行う.図1g ポケット底から1mm差し引いた位置を,歯肉表面から探針先端を差し込みプロットしていく.図1h 参考症例.ポケット探針にて切開線をプロットした口腔内写真.ポケット測定した数値から1㎜差し引いた位置を歯肉表面からポケット探針を刺し,プロットしていく.本症例におけるガミースマイルの治療実際の治療歯肉切除

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る