超音波を用いた痙縮治療アトラス_コピー
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4511632161内側腓腹筋内側血管脛骨から腓腹筋への分枝外側脛骨神経:腓腹筋腹側背側腓腹筋外側作用腓腹筋は膝関節と足関節の両方をつなぐ強力な屈筋である.歩行のロールスルーとトーオフの段階で必要な推進力を生み出す重要な役割を担っている.また,距腿関節で足を反転(上転)させ,足関節で屈曲する際に足の内側を持ちあげる.注射手技脛骨神経枝は,脛骨神経の幹を動脈の脇に位置させ,遠位側にスライドさせて2つの枝を見つけるのがもっともよい方法である.USの主要原則注射は2回に分けて行う.腓腹筋外側への注射は,足底屈曲神経を刺激しながら行う.注射側とプローブは新たに内側の注射部位から行う.水平断の解剖(1) 腓腹筋(2) ヒラメ筋(3) 神経と血管(脛骨神経,後脛骨動脈と静脈)(4) 長趾屈筋(5) 後脛骨筋

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