Q&Aでわかる インプラント治療ガイド2
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➋インプラント埋入と同時に骨の不足している部分へ骨造成を行う。➊手術前。インプラントを支持できるだけの骨が存在するが、一部インプラントが露出する状態。メンブレン(青)骨になるベースの確保骨補填材料(白)インプラント自家骨(赤)骨の厚みを増やす方法 インプラントの長期的な維持・安定のためには、インプラント周囲の骨は1.5mmの厚さがあることが望しいとされているため、幅の薄いあごの骨では長期的な安定は見込めません。さらに、インプラントを骨内に埋入した直後の安定(初期固定)が得られない場合は、インプラント治療そのものが失敗してしまうことがあります。そこで、骨の幅を厚く変化させるために、水平的な骨造成術を行います。●骨欠損が小さい場合 インプラントと同時に骨造成を行うことが多く、インプラント体の露出部に同じ手術部位から採取した自家骨(自分の骨)と、さらにその周囲に骨補填材料(骨に置換・骨の再生の足場になる材料)を設置して、吸収性のコラーゲンメンブレン(薄い膜状の材料)にて覆い、縫合をすることで、水平的な骨を再生させることが可能です。まいにゅう40ラント治療は可能?3-3骨が薄いといわれたが、インプ

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