Q&Aでわかる インプラント治療ガイド2
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11111111111111111111111111日本歯科医学会厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療の問題点と課題等作業班. 厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療のための Q&A. 2014. chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-02.pdf(2024年5月14日アクセス)Papaspyridakos P, Bordin TB, Kim YJ, El-Rafie K, Pagni SE, Natto ZS, Teixeira ER, Chochlidakis K, Weber HP. Technical Complications and Prosthesis Survival Rates with Implant-Supported Fixed Complete Dental Prostheses: A Retrospective Study with 1- to 12-Year Follow-Up. J Prosthodont. 2020 Jan;29(1):3-11. 機能にもコストパフォーマンスにも優れている人工の歯の5年経過後の合併症率破折すり減り49.0%9.5% 人工の歯に関してはインプラント治療も他の治療法と同じで、すり減ったり破折したりすることがあります。5年経過後には49%がすり減り、9.5%が破折しているというデータもあります。ですから、とくに人工の歯は一生ものではなく一定期間経過後に修理や交換するようなイメージをもっていただいたほうがよいのかもしれません。 しかし、インプラントの寿命が入れ歯やブリッジの寿命よりも長いことを考えると、インプラント治療は機能的にもコストパフォーマンス的にも優れた治療法であるといえます。なによりもインプラントは周りの歯や歯ぐきの負担を減らし、その寿命さえ延ばすので、その価値はプライスレスです。9A.手術した時点での年齢や状況にもよりますが、一生もつ症例も多くあります。

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