マイクロスコープ動画88本で学ぶ! 精密補綴処置_no_link
3/6

 1遠心と2近心の隣接面形成では,術者のポジションは11時とし,患者の頭位は左に少し傾けて,形成軸面を視野の中央になるように設定して,若干形成面を斜めから見て形成を行う. 先に形成した近心軸面をガイドに,軸面の形成を行う.コンタクトの歯質削除が終了した時点で,フィニッシュラインの大まかな歯質の形成量の確認ができるため,それをガイドに唇側面への隅角を削除して,唇面の削除量のガイドとなるようにする. 唇面の歯質削除量はガイドグルーブを形成したほうが適切であるが,拡大下の形成であればダイヤモンドポイントで削除量の確認がある程度できるため,ケースバイケースで行うようにしている(図4〜6).手順2 遠心コンタクト形成CHECK!!CHECK!!CHECK!!CHECK!!CHECK!!CHECK!!CHECK!!CHECK!!36別冊the Quintessence マイクロスコープ動画88本で学ぶ! 精密補綴処置図4,5 11時のポジションで患者の頭位は少し左に向ける.患者の頭位を図6 動画②.変化させ,形成軸面を視野の中央に設定する.Dr.KOBAYASHI3章   マイクロスコープ下での支台歯形成

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る