開業医のための歯科訪問診療算定ガイド 2024年改定対応版_nolink
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53121+90563₇ー₇₇ー₇₇ー₇FDハセツ点 数負担金徴収額62月 日7/17/81,100+1751241,100+175+90/部 位歯訪1 13:15~14:00自宅 訪問理由:パーキンソン病により歩行困難主訴:上の入れ歯を落として割ってしまった現症:上顎総義歯正中で破折。口腔内で修理予定歯科診療特別対応加算1(特1) 体位保持、開口保持困難。咬合状態保持のため歯科衛生士が参加訪補助ロ(1)(歯科衛生士○○○○)(51頁1参照)有床義歯修理 即時重合レジンにより口腔内で修理歯リハ1(1)(有床義歯の場合・困難)咬合調整 着脱について指導居宅療養管理指導費(歯科医師)(1人のみ、1回目)義歯の取り扱いと清掃について家族に指導歯訪1 13:10~13:38特1 体位保持、開口保持困難訪補助ロ(1)(歯科衛生士○○○○)義歯調整口蓋中央隆起部および上唇小帯部調整、吸着良好居宅療養管理指導費(歯科医師)(1人のみ、2回目)残存歯および口腔内の清掃について家族に指導R6年7月 実日数 2日 計3,417点  介護保険分 計1,034単位療 法 ・ 処 置517単位517単位◎患者プロファイル年齢・性別:75歳・男性  主訴:上の入れ歯を落として割ってしまった。背景:60歳でパーキンソン病発症。レボドパ製剤服用中。近年は歩行困難。認知症も進行している。口腔内状況:上顎総義歯、正中で破折。下顎部分床義歯。残存歯3全身的既往:アルツハイマー型認知症、パーキンソン病  服薬状況:スタレボ配合錠L ほか要介護度:要介護3   治療等:居室にて治療。特記事項等:パーキンソン病にて振戦、筋強剛あり。歩行困難。令和2年頃から財布をなくす、電話の内容を覚えていないなどがみられるようになった。令和4年頃には日付や時間がわからないこともあり、検査の結果、アルツハイマー型認知症と診断された。治療の内容は理解できず、協力困難。事例歯科治療が困難な患者への対応(歯科診療特別対応加算1の算定)

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