i図5-17g〜j 印象体の撤去時のひずみを軽減する目的で、歯間部に寒天印象材を流し込み、シリコーンゴム印象材にて印象採得を行った。k図5-17k、l 製作したプロビジョナルレストレーション(作業模型上;k、装着時の口腔内写真;l)。この後、エマージェンスプロファイルの形態や咬合関係の調整後、スクリュー固定式上部構造の製作を行っている。ghjl75Lesson5 インプラント上部構造製作のための印象採得 本症例では残存歯の下部鼓形空隙はなかったが、撤去時における印象材のひずみを軽減する目的で、歯間部に寒天印象材を流し込みアンダーカットをなくすよう配慮している。シリコーンゴム印象材(エグザインプラントおよびフュージョンIIヘビーボディ;ともにジーシー)を用いて印象採得を行い、印象材の硬化を確認した後にスクリューピンを完全に緩めて口腔外にトレーを撤去した(図5-17g〜j)。図5-17k、lに製作したプロビジョナルレストレーションと装着時の口腔内写真を示す。
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