6欠損部に対するインプラント症例₆欠損部に対するインプラント症例d図5-17d〜f 印象コーピングの装着(d)とデンタルX線写真での適合確認(e)、トレーの試適(f)を行ったうえで、実際の印象採得に移る。ef74 患者は49歳の女性。₆欠損部のインプラント治療について近歯科医院より紹介来院した(図5-17a)。本症例ではインターナルコネクションタイプのインプラントを埋入し、二図5-17a 初診時口腔内所見。次手術を施行した(図5-17b)。開口量に問題がなかったため、オープントレー法による印象採得を計画した。 印象採得に先立ち概形印象を行い、模型上で可及的にスクリューピンの着脱用の開口部を小さくしたオープントレーを製作し(図5-17c)、その後、オープントレー法用の印象コーピングを装着し、デンタルX線写真での適合確認とトレーの試適を行った(図5-17d〜f)。図5-17b 二次手術後の口腔内所見。図5-17c 本症例では、オープントレーを製作しインプラントレベルでの印象採得を行った。オープントレーの開口部は可及的に小さくし、印象材のレジンによるサポートを確保している。症例供覧
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