インプラント周囲炎ゼロコンセプト
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TADIntrusionUp RightOpen Coil Springのアップライトの状態を図30に提示する。オープンコイルにて欠損している₅部の間隙が空いてきたのが確認できた。ここで重要なことは、図24において設定した仮想咬合平面をどこに設定するかであった。その決定方法には、FH平面と咬合平面のなす角度、いわゆるCant of Occlusal Planeを用いることにした。初診時は4.0°だった角度を、徐々に理想咬合をもつ日本人の女性の平均値であるCHAPTER 4 インプラント周囲炎を予防するための総合歯科治療の実践―矯正治療とインプラントポジションの問題点―図29 インプラント植立時と固定源としての活用方法。図30 上顎右側臼歯部の圧下と上顎左側臼歯部のアップライト方法。185

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