j図9j~l インプラント周囲炎に対する再生療法前。CBCT画像による評価。フィクスチャー周囲に骨内欠損を認める。m図9m~o m:切開線。n:切開後。o:頬側弁を先に剥離。全層弁にて骨欠損の境界が明示できるまで剥離。この後舌側に向かって水平方向に肉芽組織を切り分ける切開を行う。p図9p~r p:頬舌側両側の弁を剥離。q、r:骨欠損内の軟組織を搔爬。s図9s~u s:骨移植。t:メンブレン設置、骨移植追加。u:縫合。klonqtru同様にメンブレンを使用することは臨床的には有効であると感じている。骨移植を適切に行った時に、必要に応じて骨膜減張切開を行い弁が緊張をともなわない状態で閉鎖を行う。内側のマットレス縫合と単純結節縫合との組み合わせは、GBRの縫合閉鎖においてのもっとも汎用される縫合パターンの1つである。CHAPTER 2 インプラント周囲炎の再生プロトコル b.弁のトリミングなどによってSubmergedtypeの術式が行える場合 粘膜骨膜弁の切開剥離、翻転を行う際に適切にトリミングを行い、弁どうしの良好な接合を得るための手法として以下の3つのパターンを挙げれことができる(図10)。141
元のページ ../index.html#2