遠心のストリップグラフトの近心端は、近心のストリップグラフトよりも歯冠側に縫合した。これは間違いであった。遠心のストリップグラフトは臼歯部から採取した。筆者の経験では、この部位は近心図21-94 縫合された2本の唇側ストリップグラフトの頬側面観。重なりがあることに注目してほしい。図21-95 角化組織の異なる部分に接続された2本のストリップグラフトの最終位置。図21-96 歯冠部の床を被覆するため、コラーゲンマトリックス(Mucograft;Geistlich Pharma、スイス・ヴォルフーゼン)を、まず歯根側の2か所の角で6-0 Glycolon縫合糸を使用して縫合する。マトリックスを乾いた状態で縫合することが重要である。で採取したストリップグラフトよりも白く見える。もしそれを歯根側に縫合していれば、最終的な結果はもっと良くなっていただろう。39021骨移植を併用した軟組織の再建
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