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図5-25 設置されている高密度PTFE(d-PTFE)メンブレンの唇側面観。図5-27 さらに6か月後の再生骨の唇側面観。 移植片はまだ成熟していないことに注目してほしい(図5-26)。プロトコールでは、インプラントを埋入する前に少なくともさらに4か月待機し、再生骨を保護するためにインプラント埋入時にミニソーセージの造成を行う。 本症例では、6か月の治癒期間の延長は必要なかったが、患者のスケジュールに遅れが生じた。し図5-26 メンブレン除去後の移植片の唇側面観。かし、これはうまくいった。実際には、待つ時間が長いほど良好な過程を得るからである。このタイプの移植片は、骨に負荷がかかっていない場合は、吸収の危険がない。これは、血管新生が良い粒子状の骨移植片であり、無機質ウシ骨由来ミネラル(ABBM)が組み込まれているため、歯槽堤を良好に安定させる。基底骨が狭く進行した下顎臼歯部骨欠損の再建1135

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