*1東京都開業 鈴木歯科医院*2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座歯髄生物学分野*3日本大学松戸歯学部付属病院特別診療室マイクロスコープ特診外来*4日本歯科大学附属病院総合診療科1(歯内療法)*1代表連絡先:〒125‐0032 東京都葛飾区水元1‐22‐14PART1PART2PART3PART4すると,現在の歯科臨床における歯科用顕微鏡の存在価値は大きく向上した.現在では,“マイクロネイティブ”といった,学生時代から歯科用顕微鏡に触れ,臨床時の必須の機器と感じる世代も多く誕生している. 一方で,歯科用顕微鏡の特長は理解するものの,自身の臨床では用いていない,使いこなせない歯科医師も少なくない.そして,その意識を変えるためには,歯科用顕微鏡に初めて接する大学教育において,いかにその重要性を伝えるかが重要となる. そこで本座談会では,大学教育における歯科用顕微鏡教育の現状をうかがい,さらなる歯科用顕微鏡の普及のための取り組みについて語っていただいた.(編集部)鈴木歯科医院東京医科歯科大学大学院日本大学松戸歯学部付属病院日本歯科大学附属病院鈴木真名*1/興地隆史*2/辻本恭久*3/北村和夫*4●企画主旨 国内で歯科用顕微鏡が用いられ始めた1990年半ばと比較Host Speaker鈴木真名興地隆史辻本恭久北村和夫座談会12別冊the Quintessence 「マイクロデンティストリー YEARBOOK 2024」1大学教育における歯科用顕微鏡の活用の現状と展望
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