歯周組織再生療法に必要な最小限の手術器具を以下に紹介する.まずは,最小限の器具をそろえ,その後に自らの経験に合わせて外科器具をそろえるようにしたい.り判断する(CHAPTER 6参照).●図4に示す特殊なメス刃を使用したほうがよい場合もある.●メスホルダーは,把持部が平形のものや丸形のものがある.自分の使いやすいものを選んでほしい.図1 ミラー(YDM),ピンセット(YDM),プローブ(Hu-Friedy),ファーケーションプローブ(Hu- Friedy).②切開するための器具●歯周組織再生療法に使用するメス刃は,#15,#15c,#12である.●どのような切開線を引くかは骨欠損形態と歯間部歯肉の形態によ図2 浸潤麻酔用注射筒(デンツプライシロナ) .CHAPTER 450①基本セット,浸潤麻酔の器具,診査のための器具●浸潤麻酔の後,メスで切開する前に必ずプローブ,ファーケーションプローブを用いてボーンサウンディングを行い,骨欠損形態を立体的にイメージするとともに,切開線の最終決定の参照にする.歯周組織再生療法に必要な最小限の器具最小限の手術器具をそろえる
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