薬YEARBOOK
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図1 口腔内に残留した酸化マグネシウム製剤。嚥下機能が低下した患者の中には散剤や顆粒剤が口腔内で広がって、咽頭に送ることが難しくなり服用できないことがある。2a図2a~c 薬剤が残留しやすい部位。a:口腔前庭、口蓋、舌背、口腔底、歯間部やう窩。b:梨状陥凹、喉頭蓋谷。c:食道第2狭窄部の上部、下部食道括約筋の上部。図3 PILL-5[日本語版]アセスメントツール。5つの質問から錠剤およびカプセルの嚥下の状態をスコア化し、判定結果と対処法を確認できる(参考文献4より許可を得て転載)。口腔前庭舌背口蓋口腔底歯間部やう窩喉頭蓋谷食道第2狭窄部の上部下部食道括約筋の上部梨状陥凹2b2c薬 YEARBOOK '24/'25PART2 嚥下機能が低下した高齢者への服薬支援31

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