89CHAPTER２ IPACテクニックによる天然歯の歯間乳頭再建術：コンセプトおよび切開から縫合までの3ステップ縫合①図3６a 移植片として2枚の結合組織片を用いた．1枚目の移植片は乳頭下へ縫合する．図は口蓋乳頭からの縫合針をいったん₂遠心側に引き出したところである．図3６d 針をふたたび歯肉弁の下を通し口蓋乳頭へと運ぶ．図3６g トリミング後，ふたたび移植片のサイズの確認を行う．やや大きいため再度トリミングする．図3６b いったん引き出した針を水平切開部まで通す．図3６e 移植片を乳頭下へ挿入する．図3６h 予定のサイズに移植片をトリミング．図3６c 歯肉弁の外で移植片に糸を通す．図3６f 口蓋側で縫合し移植片を乳頭下に固定する．図3６i 移植片を唇側のフラップ内に挿入し縫合する．まず移植片を近心側から縫合している．縫合は₂近心部に歯肉弁と移植片を一気に針を通して縫合固定している．
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