乳頭再建
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 abc①1枚目の移植片の設置固定②2枚目の移植片の設置固定③水平アクセス切開部の縫合 まずはミラービューからスタートする.左手にマイクロミラーを,右手にマイクロ持針器を持ち,口蓋側辺縁歯肉縁より1~2mm程度根尖側の第一刺入点を確認し,口蓋側から唇側に向けて縫合針を刺入する.つぎはダイレクトビューに変えて,プローブで水平アクセス切開より上方の歯間乳頭部を持ち底に向かって針を通す),再度縫合糸を唇側の水平ア上げながら,口蓋から歯間乳頭内部を抜けてくる縫合糸を取り出す.その後,口腔外で1枚目の移植片に縫合糸を通し(三角錐台の移植片の下底から上クセス切開から口蓋に戻し,口蓋側辺縁歯肉縁より0.5~1mm程度歯冠側の第二刺入点に向かって縫合糸を通す.口蓋に出てきた2本の縫合糸をゆっくり引っぱりながら,移植片を歯間乳頭部内に引き込み適切な場所で設置し,口蓋側で縫合し移植片を固定する(図35,36). 狭い歯間部は移植片のおさまりがよいため,縫合は簡単に考えてよい.①1枚目の移植片の設置固定88第二刺入点第一刺入点第二刺入点第一刺入点図35a~c 1枚目の移植片の設置固定.刺入点の確認STEP3縫合

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