即時治療の真髄
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₂3₁3₁3₃2a図24a、b 即時負荷後2年、装着後約1年の状態。歯種別のバランスは良好で、唇側歯肉レベルと歯間乳頭部は安定している。部位骨質フィクスチャー埋入時期骨造成ISQ値一次⼿術二次⼿術最終補綴装置リグロス66/61ヒールドリグロス73/66abbabcdeNobelActive3.5×13mmNobelActive3.5×13mmNobelActive3.5×13mmNobelActive4.3×15mm即時GBR、ヒールドリグロス77/77即時リグロス66/64症例3のまとめ 審美領域の両隣接⻭に補綴装置が装着されている場合の複数⻭⽋損症例においては、即時負荷の術式を習得しておくことで患者のQOLを維持できるだけでなく、術中の軟組織の吸収を大幅に防止できるため、審美性の回復には非常に有効である。323第6章 症例供覧待機期間予後印象時70/706ヵ月良74/736ヵ月良75/736ヵ月良77/733.5ヵ月良図22a 術後3週。歯肉が安定してきている。図22b 術後6ヵ月以上経過時。歯肉の厚みは安定してきているが、₂₁₁₂間の歯冠長のバランスが不良のため、歯肉切除で対応した。図23 埋入時と最終印象時のISQ値を示したテェックシート。初期固定にすぐれるNAインプラントを選択したことで、即時負荷適応が可能となった。術後6ヵ月のISQ値は理想的な治癒過程を示し安定している。図25a〜e 即時負荷後2年。骨レベルは安定している。

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